章全体を読む
一人の婦いひけるはわが主よ我と此婦は一の家に住む我此婦と偕に家にありて子を生り
爰に娼妓なる二人の婦王の所に來りて其前に立ちしが
しかるにわが生し後第三日に此婦もまた生りしかして我儕偕にありき家には他人の我らと偕に居りし者なし家には只我儕二人のみ